健康診断.net

ANP、BNP

スポンサーリンク
【サイト内全文検索】
病名や検査法、治療法などの詳細情報を知りたい方はこちらで検索してください。 【病院検索】

名医がいる病院

【サイト内全文検索】
病名や検査法、治療法などの詳細情報を知りたい方はこちらで検索してください。

ANP、BNP

心不全や腎不全などの重症度や治療効果を判定するときに検査されます。

ANP、BNP検査の目的

ANP、BNPの基準値(正常値)

異常な場合に疑われる病気

スポンサーリンク


ANP、BNP検査の目的


ANPは心房性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心房で合成・貯蔵され、血液中に分泌されるホルモンです。水・ナトリウムの利尿。血管の拡張、レニン・アルドステロンの分泌抑制、循環血漿量の減少など多彩な生理作用を介して、生体の体液バランスならびに血圧調整に関与しています。

BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心室から血液中に分泌されるホルモンです。強力な水・ナトリウム利尿作用、血管拡張作用を有しており、心室に負荷がかかると分泌され、交感神経系およびレニン・アンギオテンシン系を抑制して、それらのホルモンと拮抗的にはたらいて心不全などの病態を改善させます。

ANPの分泌は、心房圧による心房筋の伸展によって刺激されるため、ANPが高値の場合は、心房負荷や循環血漿量の増加を起こす病態が存在することを意味しています。
ANPは、心不全や腎不全などの重症度や治療効果を判定するときに検査されます。その他、高血圧の病態把握、内分泌疾患のスクリーニング(ふるいわけ)などにも用いられています。

BNPも同様に、心不全の臨床的指標として非常に有用とされています。BNPは、ANPに比較して変化率が大きいのが特徴です。例えば、重症の心不全ではANPよりはるかに上昇するため、心不全の指標としてはANPより優れています。
また、心室機能の把握、心不全や心肥大の治療効果の確認、抗腫瘍薬、向精神薬の心筋障害の早期感知にも役立てられています。


ANP、BNPの基準値(正常値)


ANP40pg/ml以下
BNP20pg/ml以下


異常な場合に疑われる病気


高値…本態性高血圧、うっ血性心不全、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症など
低値…脱水状態、利尿薬の影響など

ANP、BNPに関するQ&A


名医がいる病院(都道府県別)

【北海道・東北】
北海道  青森県  秋田県  岩手県  山形県  宮城県  福島県 
【関東】
東京都  神奈川県  千葉県  埼玉県  群馬県  栃木県  茨城県 
【北陸】
新潟県  石川県  福井県  富山県 
【中部】
愛知県  三重県  岐阜県  静岡県  山梨県  長野県 
【関西】
大阪府  京都府  兵庫県  滋賀県  奈良県  和歌山県 
【中国】
広島県  岡山県  山口県  島根県  鳥取県 
【四国】
徳島県  香川県  愛媛県  高知県 
【九州・沖縄】
福岡県  佐賀県  長崎県  熊本県  大分県  宮崎県  鹿児島県  沖縄県 
【サイト内全文検索】
病名や検査法、治療法などの詳細情報を知りたい方はこちらで検索してください。
【病院検索】

名医がいる病院

検査項目一覧(手法別)
検査項目一覧(病気部位別)
病気(原因、症状、治療法)
用語集
医療系リンク
お勧め書籍

RSS / ブックマークの登録

Yahoo!ブックマークに登録