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慢性副鼻腔炎（蓄膿症）
慢性副鼻腔炎（まんせいふくびくうえん）とは、副鼻腔の炎症が恒常的になって膿性の鼻汁がたまる病気のことです。スポンサーリンク
慢性副鼻腔炎の原因
副鼻腔の炎症が恒常的になって膿性の鼻汁がたまる病気で、急性副鼻腔炎が慢性化したものです。
一般には蓄膿症（ちくのうしょう）と呼ばれ、急性鼻炎やアレルギー性鼻炎による鼻腔の炎症から移行することも多くあります。
慢性副鼻腔炎の症状
粘性または膿性を帯びた鼻汁が出て、しばしば鼻汁がのどへ下りること（後鼻漏：こうびろう）になります。
副鼻腔の炎症を起こした部分に痛みを感じたり、鼻づまりがひどいために頭が重く感じられます。そのため集中力が持続せず、注意力が散漫になったり、記憶力が低下したりすることがあります。
慢性副鼻腔炎の治療法
消炎酵素剤や抗生物質などによって炎症を抑えるほか、鼻汁を吸引し、薬剤を鼻内に噴霧して鼻腔と副鼻腔のふさがった通路を開通させます。
薬物や鼻処置、ネブライザーによる改善が見られない場合は、鼻腔へ膿を排出する通路をつくったり、副鼻腔の粘膜を除去するなど内視鏡下の手術療法も行われます。
受診科は耳鼻咽喉科です。
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