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2010年09月 アーカイブ

2010年09月12日

心因性疾患

心理的、精神的な原因で生じる疾患のこと。例えば心因性頭痛には欲求不満や心の葛藤などが関係しており、検査をしても原因となる病気は認められないことが多い。

振戦

体の一部または全部が、一定のリズムやいろいろな形で無意識に震えること。注意深く観察しなければそれとわからないものから、1秒間に数回はっきり揺れ動くものまでさまざまな度合いがある。

新陳代謝

絶えず一定の物質を構成したり、ある働きを維持するために、外から必要な栄養素を取り入れ、老廃物など不要物を排泄していく一連の現象のこと。

穿孔

胃、腸、胆嚢、膀胱など、袋状または管状の臓器の壁に穴が開いた状態。そこから内容物が漏れ出すため、重大な症状を引き起こすことがある。

疝痛

周期的に繰り返しておこる腹部の激しい痛みのこと。胃、腸など腹部にある臓器の緊張やけいれんのほか、胆石症、潰瘍による穿孔などでもおこる。

潜伏期

病原体が体内に侵入してから発病するまでの期間のこと。

素因

もともと持っている原因という意味で、病気になりやすい素質(遺伝的体質)のことを指す。ある病気に遺伝的にかかりやすいことを、その病気の素因があるという。

塞栓

血管や心臓など、他の場所から流れ込んできた血液の固まりによって血管が詰まること、または血管を詰まらせる物質のこと。栓塞ともいう。

多発性

同時期に2箇所以上の部位に病変が現れること。単発性に対比する言葉。

チアノーゼ

皮膚、唇、指先、爪などが紫色になった状態で、血液中に酸素が不足していることを示す。肺や心臓の疾患、血行障害、血液中のヘモグロビンの異常、ショックなどでみられる。

知覚神経

皮膚、内臓、血管など体の各部からの情報を中枢に伝える神経のこと。この中で視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡覚などからの信号を伝える神経は感覚神経とも呼ばれる。

中枢神経

脳と脊髄のことをいう。脳は精神活動、感覚、運動、情緒、反射機能などを制御し、脊髄は脳から末梢神経へ、また末梢神経から脳へと相互の情報を連絡・中継する。

電解質

体液中で解離してイオンとなる物質。体液には様々なイオンがバランスよく溶け込んでおり、これらが反発あるいは共同して、体内を一定の環境に保っている。

透析

液や低分子は通過させ、高分子は通過させない特殊な膜を使って物質を分けること。腎臓の働きを代行する血液透析は、血液中の毒素を透析液中に拡散させて取り除くもの。

特発性

病気の原因がはっきりしないことで、本態性とほぼ同じ意味。

内因性

病気を引き起こす原因が、外的なもの(外因性)ではなく、体の内部の異常に起因するもの。アレルギー、ホルモンの異常、遺伝子の異常などがある。

内分泌

体内で作り出されたホルモンが血液中に放出されること。ホルモンを作る臓器は内分泌腺と呼ばれ、そこから分泌されたホルモンは血液によって運ばれ目的の臓器に到達し作用する。

二次感染

ある病原体の感染によって体の抵抗力が低下したところに、新たな病原体が侵入し、別の疾患が続発すること。

尿酸

遺伝子をつくる核酸が代謝されるその最終段階にできる分解産物で、腎臓から尿中に排泄される。痛風、腎障害、血液障害などの原因となる。

尿タンパク

尿中に含まれるタンパク質のこと。健康な人からはごく少量しか検出されないが、腎臓や尿路系に異常がある場合は、その排出量が多くなる。

尿タンパクの基準値(正常値)

尿糖

尿中に含まれる糖(ぶどう糖)のことで、健康な人からはほとんど検出されない。尿糖値が高いことは血糖(血液中の糖)もかなり高いことを意味し、糖尿病の疑いが強くなる。

尿糖の基準値

粘膜

気管支、食道、胃、腸管、子宮など管状または袋状の臓器の内側を覆っている湿潤した組織のこと。

嚢胞

体内に発生した袋状の病的な組織のこと。中には液体や、稀に気体が入っている。

膿瘍

細菌感染などによって臓器や組織の一部が壊死し、膿がたまった状態のこと。皮膚、肺、肝臓、腎臓、脳などに生じることが多い。

瘢痕

傷跡のこと。潰瘍や皮膚の創傷が治ったあとに、線維化した組織が残った状態。

副交感神経

交感神経系とともに自律神経系をつくり、交感神経系とは反対の作用を持つ。その働きが優位になると、心臓の鼓動が抑制されたり、胃腸の運動が活発になるほか、気管支収縮、瞳孔縮小、発汗、排尿などの働きを示す。

浮腫

血管の内側と外側の体液の出入りのバランスが崩れ、組織の間に水分と塩分がたまって外部から腫れて見える状態のこと。一般にむくみと呼ばれ、様々な病気で起こる。

物理療法

温熱療法、凍結療法、電気療法、光線療法、運動療法など、薬物以外の物理的手段を用いた治療法のこと。

不定愁訴

症状に見合うような病気は見当たらないのに、漠然とした体の不調を訴えるもの。症状は様々でその多くが自律神経の不調や心理的な原因による。

不飽和脂肪酸

植物に多く含まれるリノール酸やリノレン酸などのこと。皮下脂肪の代謝を高め、コレステロールや中性脂肪の運搬・排泄を促すため、減量や動脈硬化の予防に役立つ。

ペインクリニック

主に麻酔薬を用いた神経ブロック法により、痛みそのものを取り除く治療を専門に行う診療部門のこと。多くは麻酔科医が担当する。

変性

何らかの原因で細胞の構造が変化し、細胞内に異常物質が発生して、本来の機能を失った状態のこと。

発疹

皮膚に生じる、目に見える様々な変化の総称。皮膚病は発疹の分布、配列、形、色、かゆみなどの症状を総合的に観察して診断される。

発赤

皮膚の一部が赤くなった状態。炎症の代表的な症状の1つで、その部分の毛細血管が拡張して起こる。

ポリープ

皮膚や粘膜の表面に生じる、半球状あるいはキノコ状の腫瘤(こぶ)。胃や大腸などに発生しやすく、多くは無症状だが、癌化する可能性のあるものもある。

ホルモン

内分泌腺から血液中に分泌され、身体の各器官に作用して器官の働きを微妙に制御する物質のこと。主な内分泌腺は脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵臓、腎臓、精巣、卵巣など。

本態性

疾患の原因がはっきりしないもので、特発性とほぼ同じ意味。

末梢神経

中枢神経系(脳と脊髄)と、皮膚、目、鼻などの感覚器官や筋肉などを連絡する神経のこと。機能的には運動神経、知覚神経、自律神経の3つに分類される。

ミオパチー

筋肉(骨格筋)冒され、萎縮して力が入らなくなる症状を示す病気の総称。進行すると呼吸筋の筋力も低下することがある。

毛細血管

動脈から静脈へ変わる部分の極めて細い血管のこと。血液中の成分や酸素を末端の組織に運び、引き替えに二酸化炭素や老廃物を受け取る。

癒着

本来は離れているはずの組織や臓器などが接着すること。炎症後、外傷後、手術後などにみられる。

理学療法

リハビリテーションの治療法の1つで、その中心は運動療法。

リポタンパク

脂質成分の中性脂肪、リン脂肪、コレステロールなどとタンパク質との複合体。脂質は血液中に溶けないため、タンパク質と結合することで血液中に溶け込み移動する。

良性

一般に病変が局所に限定され、他の部位に悪影響を及ぼさないものをいう。逆に転移して全身的に悪影響を及ぼし、致命的な性質を持つものを悪性という。

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