医学基礎用語・がん用語集

診察、検査、治療の際によく耳にする医学用語を解説します。また、がんに関する用語も解説しています。

か行

5年相対生存率
あるがんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標。あるがんと...
QOL
quality of life の略で、治療を受ける患者さんの肉体的、精神的、社...
がん取扱い規約
日本で編集されている規約で、がんを取り扱う臨床医や病理医に欠かせない基本的知識と...
がん登録
がん患者さんについて、診断、治療およびその後の転帰に関する情報を収集し、保管、整...
グリーソンスコア
米国の病理医、ドナルド・グリーソンが提唱した前立腺がんの悪性度の分類法。顕微鏡で...
ケトアシドーシス
インスリン依存型糖尿病の発病時などにみられる、インスリン作用の欠乏による代謝異常...
コルポスコープ診
子宮の入り口(頸部)の粘膜の表面を拡大し、細かい部分を観察する検査。 ...
コレステロール
体内の脂質の1つで、動脈硬化を予防する善玉(HDL)と、動脈硬化を進行させる悪玉...
下垂体
間脳の視床下部の先にあり、内分泌系の中枢的役割を担う。各内分泌器官はここからの指...
交感神経
副交感神経系とともに自律神経系をつくる。この働きが優位になると、心臓拍動促進、血...
仮死
意識がなく、呼吸や心臓の拍動も停止して、外見からは生きている徴候が認められないが...
傾眠
放っておくと眠り込んでしまうが、たたいたり声をかけられたりすれば目を覚ます状態。...
化学療法
化学物質(抗がん剤)を用いて、細菌やウイルスなどの病原微生物を攻撃したり、がん細...
原因療法
病気の原因そのものを直接取り除いたり、何らかの身体の機能欠損を埋めたりすることを...
原発巣
最初にがんが発生したその病変のこと。 ...
原発性
「最初の」もしくは「第一の」といった意味を持ち、二次性または続発性に対比する言葉...
合併症
ある病気にかかっているときに、それが原因でさらに別の病気が重なること、または同時...
器質的疾患
内臓、器官、神経、筋肉などの組織に、解剖学的・病理学的な変化や異常がおこって生じ...
均てん化
均霑化(生物がひとしく雨露の恵みにうるおうように、の意)。全国どこでもがんの標準...
基礎疾患
元になる病気のこと。例えば高血圧の状態が長く続いて脳卒中、狭心症、心筋梗塞などを...
外分泌
特定の分泌物が、腺組織から導管を経て皮膚、気管、消化管などに分泌されること。汗、...
好中球
白血球の中の顆粒球の1種であり、白血球全体の約45~75%を占め、強い貪食(どん...
完全寛解
すべての病変(がん)が消失し、新たながんが出現していない状態が続いていること。 ...
家族性
特定の病気が、ある家系に集中して起こる状態で、遺伝性とほぼ同じ意味。...
寛解
病変(がん)が縮小や消失する状態のこと。部分寛解と完全寛解があります。 ...
局所療法
病変(がん)の部分に行われる治療。外科療法、放射線療法などがあります。 ...
強直
関節を構成している骨や軟骨などの障害によって、関節が動かなくなったり、筋肉が急速...
後遺症
病気やけがが治った後も残っている症状のこと。例えば脳卒中では、片麻痺(片側の手足...
急性
病気や症状が短期間のうちに進行するもので、慢性に対比する言葉。...
感作
特定の抗原(アレルギー反応を起こす原因物質)に対して、免疫反応をおこす態勢が体内...
感受性
病原体や薬物などに対する生体反応の強弱。病原体に対する薬の効果を表す場合にも使わ...
感染症
微生物が体内に入り、共存することを「感染」と呼びます。ヒトの体には生来、無数の微...
感染経路
感染体が感染源から生体に侵入する道筋のこと。病原体に汚染された飲食物による経口感...
憩室
食道、胃、腸などにできるポケット状の外側への膨らみ。内腔は粘膜に覆われている。...
抗がん剤
がん細胞の増殖を妨げたり、がん細胞の死滅を促したりする作用をもった薬。錠剤やカプ...
抗体
体内に侵入した抗原の刺激により、自己防衛のために体が作り出す物質(たんぱく質)。...
抗原
異物の侵入から体を守る免疫反応を引き起こす性質を持つ物質のこと。体内に抗原が入っ...
抗生物質
カビなどの微生物から作られる薬で、病原微生物に作用し、その増殖を抑えたり死滅させ...
拘縮
関節周囲の皮膚、関節包、靭帯など、関節を覆っている柔らかい組織が収縮し、関節の動...
昏睡
意識を失って覚めない状態で、脳が重い障害を受けていることを示す症状の1つ。強い刺...
根治手術
完全に治すことを期待して行う手術のこと。 ...
検疫
国内に常在しない感染症の病原体の侵入を防ぐため、空港や港で旅客や貨物などを検査す...
機能的疾患
組織に解剖学的・病理学的な変化や異常が見当たらないのに、その臓器や器官の働きが低...
気管支鏡検査
気管支鏡あるいはファイバースコープと呼ばれる特殊な内視鏡を鼻または口から入れて、...
潰瘍
皮膚や粘膜が深部まで欠損した状態。物理的・化学的刺激、炎症、ストレス、循環障害な...
狭窄
血管、気管、食道など、管状あるいは袋状の器官の内腔が狭くなり、血液や食べ物などが...
痂皮
かさぶたのこと。真皮(表皮の下の部分)内の出血や炎症が皮膚の表面に波及したもので...
眼底検査
特殊な装置で眼底、つまり眼の奥を観察する検査。 ...
硬直
筋肉が硬くなり、こわばって動かなくなった状態。外から力を加えようとしてもすべてに...
禁断症状
依存性のある薬物の慢性中毒者が、その薬物の使用をやめたときにおこす様々な精神的、...
科学的根拠に基づく医療(EBM)
EBMは、Evidence-based medicineの略語で、直訳すると「科...
結合組織
細胞と細胞、または組織と組織の間を生める組織で、体を構成する細胞同士をつないだり...
緩和ケア
がんに伴う体や心の問題を、単に病気に対する医療としてだけではなく、社会生活などま...
胸腔鏡検査
胸に穴をあけて、そこから内視鏡を入れて、観察する検査。 ...
血中濃度
薬の血液中の濃度。...
血小板
血液中の血液細胞の1種類であり、出血を止める役割があります。何らかの原因により血...
血小板減少
抗がん剤や放射線による治療では、骨髄の血液細胞をつくる働きが低下し、骨髄抑制が起...
血栓
血管内で血液が固まったもの。血栓ができるとそこから先の血行が妨げられ、それが冠状...
血液
血管の中を流れて全身の細胞に酸素や栄養分を運ぶ重要な役割を担っています。赤血球、...
血液検査(血算)
血液細胞の数を数え、その形(形態)を観察し、診断に役立てる検査のこと。最近では白...
血清
血液は血球(赤血球、白血球、血小板の3種類)と呼ばれる形のある細胞成分と、血漿と...
血算
血液細胞の数を数え、その形(形態)を観察し、診断に役立てる検査のこと。最近では白...
血管造影
血管にカテーテルと呼ばれる細い管を入れて、その管から造影剤と呼ばれる薬を流しなが...
血腫
体内におこった出血が一部分にたまったもの。脳出血の外科的治療として、血腫に針を刺...
見当識障害
時間、場所、人、自分が置かれている状況などが正しく認識できない状態。脳血管障害、...
過酸化脂質
脂肪中の不飽和脂肪酸が空気中の酸素を吸収し、過酸化物を生成した状態。体内に過酸化...
間欠性
症状が時々発生するもの。例えば動脈硬化症などにみられる間欠性跛行は、歩いているう...
関連痛
患部からかけ離れた部位に感じる痛みのこと。例えば狭心症では、発作時にみられる左肩...
限局性
病変が局所に限られている状態で、びまん性に対比する言葉。...
顆粒球
白血球の成分で、細胞のなかに殺菌作用のある成分を含んだ「顆粒」を持っています。好...
骨シンチグラフィー
弱い放射線を出す薬を注射し、骨の病変(骨転移)などを調べる検査。 ...
骨髄
血液細胞(白血球、赤血球、血小板)をつくる「工場」です。すべての骨の中にあり、そ...
骨髄抑制
抗がん剤の副作用の1つで、血液細胞をつくる働きを低下させること。白血球が減ったり...
骨髄検査(骨髄穿刺)
胸骨、もしくは腰にある腸骨に針を刺して、骨の中にある骨髄組織をとる検査です。穿刺...

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