医学基礎用語・がん用語集

副作用(ふくさよう)

副作用

薬の作用の中で、治療に必要なもの以外の作用を副作用といいます。あらゆる薬に程度の差こそあれ、副作用は必ず存在します。抗がん剤を用いた化学療法では、がん細胞を抑える作用以外の作用が副作用となります。用いる抗がん剤の種類や投与量によって起こりやすい副作用が異なります。一時的な副作用としては骨髄抑制、口内炎、嘔気、下痢、脱毛などがあります。一部には、元の状態に回復しない副作用もあり、また、治療が終わって長い時間がたってから起こる、不妊や二次性発がんなどの副作用もあります。

出典:国立がんセンターがん対策情報センター他

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