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ASO検査

高熱や関節痛を起こす病原菌として知られている溶連菌の有無を調べます。

ASO検査の目的

ASOの検査方法

ASO検査の基準値(正常値)

ASO検査で異常があったら?

異常な場合に疑われる病気

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ASO検査の目的


ASOとは、正しくは抗ストレプトリジン-Oといい、腎炎や猩紅熱(しょうこうねつ)、扁桃炎、中耳炎などの引き金になる溶連菌(溶血性連鎖球菌)に感染すると、それに対抗するために血液中に出現する抗体のことを指します。

多少の差はありますが、成人なら普通は誰でも溶連菌の感染歴があり、体内に抗体を持っています。そのため、血液を調べると、健康な人からもASOが検出され、その数値の大きさから、現在も溶連菌に感染中かどうかなどが診断できます。

溶連菌に感染すると、しばしば咽頭炎、扁桃炎、中耳炎などを起こし、続いて急性糸球体腎炎やリウマチ熱、敗血症などを起こすこともあります。それらの病気の原因が溶連菌であるかを知ることができます。


ASOの検査方法


血清を用いて測定します。ASOは健康な人でも変動があり、明らかな陽性の場合以外は2週間以上の間隔で再測定し、2段階以上の変動があれば陽性と判断します。

溶連菌の中には、ストレプトリジン-O以外の毒素を作る菌もいて、この場合は溶連菌に感染していてもASOは陰性になるため、ほかの測定法(抗ストレプトキナーゼ、ASK)を行ない、溶連菌感染の有無を調べます。


ASO検査の基準値(正常値)


ASOの基準値は、年齢により変動します。一般的なランツランドル法では、成人の基準値は166ToDDU以下が目安ですが、乳児期は100ToDDU以下、小児期は256ToDDU以下となっています。

ASO検査で170ToDDU以上の高値なら、異常と考えてよいでしょう。


ASO検査で異常があったら?


溶連菌が引き起こす感染症には、咽頭炎や扁桃炎の上気道感染症や、中耳炎、皮膚が化膿する蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの局部的感染症、敗血症や産褥熱などの全身的感染症があります。
また、上気道に感染したあとのリウマチ熱、急性糸球体腎炎も考えられます。

溶連菌の感染で怖いのは、体の免疫機構に及ぼす影響とそれによる腎臓や心臓の障害などです。
溶連菌感染症のすべてが免疫機構を混乱させるとは限りませんが、経過が悪い場合は注意が必要です。内科で何回かASOの検査を繰り返して確かめ、ほかの検査で異常がないかどうか慎重にみていきます。

糸球体腎炎が疑われる場合は腎臓内科で、リウマチ熱による関節炎が疑われる場合は整形外科で、心内膜炎が疑われる場合は循環器科で、直ちに詳しい検査と治療を受ける必要があります。


異常な場合に疑われる病気


高値…急性リウマチ熱、急性糸球体腎炎、急性咽頭炎、中耳炎、しょう紅熱(溶連菌感染症)、急性扁桃炎、関節リウマチなど
低値…免疫不全症候群など

ASO検査に関するQ&A


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